甘い言葉に騙されるな!ロマンス詐欺の巧妙な手口を徹底解剖
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【悪質詐欺バスター】被害&返金相談
鹿児島県内で、警察官を装った巧妙な特殊詐欺事件が発生し、70代の女性が約1億2000万円をだまし取られるという、県内過去最悪の被害額となりました。犯人グループは、LINEを利用し、警察手帳の画像を送るなど、被害者を巧みに誘導したとみられています。
事件は、7月下旬に被害者の女性宅に電話がかかってきたことから始まりました。電話の相手は、警視庁の警察官を名乗り、LINEでのやり取りを要求。LINE上で送られてきた警察手帳の画像を見た女性は、相手を警察官と信じてしまいました。
その後、犯人グループは、女性に対し「あなたは詐欺事件の重要参考人だ。預金が悪用されており、紙幣番号を調べる必要がある」などと告げ、東京都内の複数の送付先に現金を送るよう指示。女性は、この指示に従い、10月中旬までに11回に分けて、計約1億2000万円もの現金を宅配便で送ってしまったのです。
今回の事件は、特殊詐欺の手口がますます巧妙になっていることを示しています。警察官を名乗る人物からの電話があった場合でも、冷静に対応し、安易に信用しないことが大切です。もし、不審な点があれば、一人で悩まずに、専門家や警察に相談しましょう。